登山で使う
安否確認
サービス

導入実績

御嶽山(長野県木曽町役場様)

長野県木曽町役場ロゴ

戦後最悪の火山火災、2014年の御嶽山噴火から1年後、その教訓を元に導入されました。 これまでの登山届には、登山ルートや緊急時の連絡先など、数多くの項目を紙に書かなければならず、煩わしさから届を出さない登山者も少なくありませんでした。 噴火当日、600人以上の登山者や観光者が訪れていたと言われていますが、正確な数はわかっていません。

役場で安否確認を担当した方は、どんな人が山に何人いるのか把握できない焦りや不安があり、とにかく情報を集めるために奔走していたそうです。警察によると死者行方不明者63人のうち、登山届を出していたのは11人。安否確認は難航を極めました。

このような噴火の教訓を得て、
2015年にココいるネット登山版は導入されました。

登山者の方からも

  • 「紙より手軽でいいと思います」
  • 「簡単でした、思ったよりも」
  • 「誰かがどこかで見てくれている安心感がある。何かあった時、どうしていいか分からないので、自動的に、なおかつ双方に伝わるシステムは画期的だと思います」

と、好評です。

御嶽山 “登山届” に新システム ~長野 木曽町~ NHKニュース「おはよう日本」

NHKニュース「おはよう日本」
2015年10月1日放送にて紹介されました。

御嶽山 “登山届” に新システム ~長野 木曽町~
http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20151001.html

新聞にも掲載されました

新聞にて紹介されました

新聞にて紹介されました

岩手山(岩手県滝沢市様)

岩手県滝沢市ロゴ

御嶽山の噴火以降、岩手山馬返し登山口での登山届の提出数は増加、2013年10月は約400枚でしたが、噴火後の14年10月は1200枚になりました。しかしながら、最も被災者・遭難者になりやすい一般観光層の提出率は、まだまだ低いのが現状です。

また、紙の登山届は管理担当者が登り口の登山箱に取りに行かなければならず、緊急時に活用するには課題がありました。 回収する必要のない登山届、双方向通信可能な「ココいるネット」は、 天候変化や警報などを発信したり、登山者からの救援要請を受け取れるなどの仕組みにより、 これまでの情報伝達の在り方を解決する試みとして期待されています。

モバイル登山届導入へ 岩手山安全対策を強化

スマホで登山届、岩手山山開きで実験

ココいるネット登山版の特長

簡単・安心で出し忘れ防止

事前登録でも登山口のチラシからでも簡単に登録ができます。個人情報が守られ、カード未回収も防げるので安心して登録できます。

チェックポイント行動記録

GPSやチェックポイントで行動記録が残せるので、留守家族や山域の管理者ともトレール情報を共有できます。リピート山行のメモにも。

救助要請や避難警告の発信

事故・遭難時には、登山者から位置情報も含めたHELP!を発信できます。噴火や天候の急変が時には、管理者から緊急警報が発信できます。
登山届画面

国土地理院の地図を使用

こんな風に役立ちます

事故、緊急事態発生時には

 遭難をキャッチ、捜索をスピードアップ

従来、事故の目撃者からの報告や留守家族からの報告で遭難の可能性を知りますが、状況は一刻一刻悪化していきます。

ココいるネット登山版を利用すると、正常に下山していない登山者の存在にいち早く気づくことができます。例えば一定時間経って下山報告のない登山者に、メールなどで下山できているかを問い合わせることができるので、応答の無い場合には遭難の可能性を考えて、いち早く救難行動に移ることができます。

遭難したと判断した場合、QRコードを配備したチェックポイントの位置情報や登山者自身との連絡から捜索範囲を絞り込むことができるので、迅速に救助に向かうことができるようになります。

通常の登山では

 登山動向の把握、遭難被害を予防

登山届けの提出が簡便になることで、登山届けを出す登山者を増やすことが見込めます。

個人情報の蓄積許可は必要ですが、一定期間登山者情報を保存しておくことで、リピータ登山者がどれだけいるのかなどのデータを取得できるので、観光施策などに役立てることができます。

天候の急変などの危険な情報をいち早く登山者に発信することで、事故や遭難の発生を防ぐ可能性を高められます。

ココいるネット登山版はスマートフォン・携帯電話で利用可能です

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登山届って必要?

大きな山域での本格的な登山では登山計画書(登山届)が必要です。その提出先は、家庭、クラブ(山岳会)、職場、学校、山域の登山指導センターや案内所、登山山域の都道府県警察本部地域課、山域を所管する警察署・交番・駐在所などで、登山口の紙に書いて提出箱などに入れるのが主流です。最近ではWebでの登山届けも増えていますが、専門性が高いこともあり、趣味の登山者や観光登山ではなかなか実行されていないのが現状です。

登山する家族のイラスト

ITで進化する登山届け
回収する必要のない登山届で観光客の負担軽減・事故軽減

事故の起きやすい観光層に有効

登山事故は、大きな山域や専門的な登山パーティーよりも、観光登山や趣味的な少人数登山で発生しやすいという傾向があります。しかし、その様な登山の時には登山届けが出されないことが多いのではないでしょうか? IT登山届は利用者に負担が少なく、その手軽さゆえに、観光登山者層でも安心して提出できるので、登山届の普及に役立ちます。

現行の登山届例

紙ベースの登山届例
あらかじめ届けられた行動予定をもとに救助活動

もっと安全に、もっと手軽に

現行の登山届は事故が起きた後で、コースや遭難者の同定に役立てることにしか使われていませんが、IT登山届を導入することで、リアルタイムな位置情報の視覚化や天候急変などの緊急情報発信が可能です。時代と共に進化し続けるITの力を登山届に注ぐことで、もっと安全に登山を楽しみ、もしもの時に、遭難被害を少しでも軽減するツールとしての活用はできないのでしょうか?

GPSが利用できない山間部では、チェックポイントのQRコードを通じて位置情報を判定します。

現行の登山届例

ココいるネット登山版
遭難被害を未然に防ぐ緊急連絡、リアルタイムな位置情報把握が、一刻を争う遭難救助活動をサポートします

入山から下山までの流れ

登山口の掲示からQRコードを読み取って登山者カード登録

下記のQRコードを読み取って、空メールを送ってください。返信メールの指示に従って、あなたの情報を記入してください。

岩手山登山の注意:岩手県八幡平市、滝沢市、雫石町にまたがる。西に姥倉山、大松倉山が続くものの、奥羽山脈の主稜からは離れており、独立峰に近い。東の盛岡側から見る姿は富士山のように長い裾野を引く整った形で、「表岩手」と呼ばれる。南の雫石町や北の八幡平市松尾方面から見ると、外輪山の連なりが凹凸をなし、「裏岩手」と呼ばれる。山域は、1956年(昭和31年)に十和田八幡平国立公園に指定された[5]。山頂には一等三角点『岩手山』(重点整備点)が設置されている[1]。

自治体などへの連絡

登山者が登山届け情報を登録すると、管轄の自治体などに情報が送られます。救助を求めた時にも連絡が届きます。

緊急時の連絡先への連絡

留守家族や山岳会などの緊急時の連絡先には、次のような内容がメールで自動通知されます。登山届けが提出されたこと、緊急時に連絡が届くこと、登山途中の経過を見る方法など

登録完了メールからアクセスして

自分の安否などを発信するための画面を表示するURLの付いたメールが届きます。登山者はそのURLをいつでも出せるようにしておきます。

入山チェックをする

画面の入山チェックをクリックして入山する

詳しい内容や導入方法・費用について
下記からお問い合わせください